非日常的な空間と聞いて「ホテル」を思い浮かべる方も少なくないと思います。

ホテルはビジネスホテルから高級ラグジュアリーホテルまで様々なランクがありますが、どのランクのホテルからも敬遠されるお客様についてお話しますね。

レッスン中でも「ホテルの利用方法」などについてのご質問はよく受けます。滞在中の振る舞いも然りですが、部屋を去るときこそ品の良し悪しが出ると私は思います。

ベッドメイキングはする必要はありませんが(すると逆に迷惑になることも)、濡れたタオルを家具に引っ掛けたまま(家具が傷みます)や散らかしたままの洗面台などはよくありませんね。お里が知れる…という感じでしょうか。

しかしこれらのことはホテルでは日常茶飯事、お掃除すればなんとかなりますのでそんなに大きな問題ではありません。(もちろん常識範囲内できれいに使うことが前提です)

それよりもホテル側からするとも〜っと迷惑な行為があります。それは「香水」の匂いです。お部屋を出る前に香水を一振り…きっと習慣でされている方も多いと思います。しかし、お部屋の香水の匂いは消すのがなかなか大変。匂いが残っていると次にお部屋に入られる方からのクレームにも繋がりかねません。

またよほど匂いが強いときはそのお部屋は匂いが消えるまでの数日間、販売できなくなりホテルにとっても大損害。知らず知らずのうちにホテルのブラックリスト入りなんてこともあり得ます。

どうしても香水を付けたい場合は、スプレータイプではなくロールオンタイプのアトマイザーをバスルームで使用されることをオススメします。

2023年12月に法律が改正され、ホテルや旅館はカスハラ(カスタマーハラスメント)のお客様は宿泊をお断りすることができるようになりました。

暴言を吐いたり迷惑行為をしていなくても、普段から自分の行為を振り返り、誰かの迷惑になっていないか常に考えられるようになりたいですね。

私もいろいろな方の話をお聞きし、肝に銘じる毎日です＾＾