COLUMN

春から夏へ「八十八夜」

2021年5月1日は八十八夜。立春から数えて88日。

「夏も近づく八十八夜」と歌うように、春から夏に季節が変わる節目となる日で、農業の世界では、この時期に種まきを始めます。

山も若葉が美しいこの時期は、茶摘みの最盛期。おいしい新茶が出回り始めます。日本茶好きの私にとっては、おいしいお茶がいただける嬉しい季節です。

特に八十八夜に摘んだお茶は「八十八=米」ということで、米作りが基幹産業である日本人にとっては縁起が良いとされ、無病息災や長寿の縁起物として贈答にも喜ばれます。

ただしお茶は仏事に贈ることが多いので、贈る際には一言添えられる方が良いでしょう。

新茶をおいしく淹れるには、70~80度くらいがおススメ。旨味や爽やかな香りが楽しめます。湯飲みに取っ手がついていない理由は、このお茶を淹れる温度が関係しているのですよ。器の形は理にかなっていて学ぶととても面白いです。

仕事でお客様にお茶をお出しする方も、もしルーティン化してしまっていたら、わざわざ足を運んでくださったお客様一人一人に気持ちを込めて淹れてみてください。おもてなしの心が伝わり、商談も和やかに進むのではないでしょうか。

最近はペットボトルのお茶の方が馴染がある方が多いかもしれませんが、ぜひ連休中は家で急須でお茶を淹れてみてください。おいしいお茶でおうち時間がより豊かなほっこりしたものになりますよ。

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