BLOG

お茶を贈るときのマナー

今日は「八十八夜」。季節の移り変わりをあらわす雑節の一つで、この頃から霜が降りなくなるので種蒔きや茶摘みの目安とされてきた日です。お花を育てていると「霜が降りる」と聞くとお花が霜にやれてしまわないかヒヤヒヤ。この日を区切りにやっと一安心できます。

また「この日に摘んだ新茶を飲むと病気にならない」と言われたり、八十八は末広がりで縁起がよいため、豊作祈願の行事や夏の準備を始めると良いとされています。

私は温かい日本茶が大好きなので美味しいお茶をぜひ楽しんでもらいたくて誰かにお届けしたくなりますが、お茶を贈るときに気を付けなければならないことがあります。

実は日本茶は弔事や香典返しに使われることが多いので、贈り物にはあまり適していません。特に「お祝い」の贈り物には避けたほうが無難でしょう。

しかし老舗の高級な茶葉や美しい茶筒に入ったお茶など、お相手にも楽しんでもらいたくて贈りたいときもありますよね。

そのようなときは必ずお手紙を添えて、こちらの意図や気持ちをきちんと伝えてくださいね。

お茶に限らず、贈る側、受け取る側の考え方は人それぞれです。ただ物を届けるだけでなく、言葉でしっかり「想い」を伝えることが一番大切ではないでしょうか^^

美味しい新茶をお楽しみくださいね♫

関連記事

PAGE TOP