自分が食事をしている姿を客観的に見ることはなかなかありません。ですので、機会があれば家で食事をするときに一度自分の前に鏡を置いて観察をしてみてください。その鏡に映る姿こそ、お相手から見えている姿です。

食べ方も然りですが、手が思っていた以上に目に入ることに気付かれると思います。私も初めて鏡に映しながら食事をしたときは驚きました。

お箸の持ち方、フォーク・ナイフの持ち方、器の持ち方、食事の手を休めているときのしぐさなど、挙げればきりがないほどです。

お箸の持ち方を正すには少し時間が掛かりますので、本日は今すぐできることをお伝えしますね。

それは器や湯飲み、グラスを持つときは指をきちんと揃えること。「そんなことか」と思われた方も多いと思いますが、意外とできていないものですよ。特に、食事が進み会話は弾むと指先のことなんてお忘れの方がほとんどです。

どんなに会話が楽しくても、器に手をやるときには、スッと気持ちを切り替えて指を揃えて持ってくださいね。

指が揃っていないと、鷲づかみで男性的に見えてしまいます。どんなに美しい女性でも、この一瞬でイメージが変わってしまいますのでご注意ください。

また湯飲みやお椀を持つときは左手を器の底に添えましょう。熱くて落としてしまう可能性もありますし、何より器を丁寧に扱っているようには見えませんので。ちなみにグラスの場合は片手で飲みます。

簡単なことですので、ぜひ毎日の習慣になさってみてください。

毎日の習慣がいざというときにうっかり出てしまいますからね♡

「上品な女性は一日にして成らず」です＾＾