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早春の和菓子「下萌」

草木の息吹を感じる

もう間もなく訪れる春。心待ちにしているのは私たちだけではないようです。

寒い冬の間雪の下でじっと耐え忍んでいた草木が春の気配を感じ芽吹こうとしています。その様子をあらわしたのが「下萌(したもえ)」。

和菓子では雪の白と、新芽の淡い黄緑色で表現され、雪の下からの若々しい生命の息吹を感じます。


ふきのとうをイメージしていることが多いように思いますが、ふきのとうは2~3月ごろに早春の味覚として和食などにも登場します。独特のほろ苦さと香りがありますが、寒い冬を乗り越えてきた力強さを感じます。

和菓子の「下萌」と和食の「ふきのとう」。ぜひご賞味くださいね。

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