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秘書検定はもう古い?

お世話になっている専門学校の本年度の授業が修了しました。1年生は就職活動で忙しくなりますが、2年生は卒業式を待つばかり。残り少ない学生生活を存分に楽しむのかなと思いきや、卒業旅行に出掛けるという声が意外と少なく、お金がないからアルバイトをするという学生が大半。今の学生が堅実的なのか、今の日本の状況がそうさせているのか…いずれにせよ、若いうちはもっと明るくたくさんのことにチャレンジし羽ばたいてほしいと切実に思いました。

「秘書検定はもう古い」という声も聴きますが、全くそのようなことはないと私は思います^^(一部、古いと感じる箇所もありますが)

専門学校では、主に「サービス接遇検定」「秘書検定」などのビジネスマナーに関する検定対策授業を担当させていただいています^^

学生にとっては少々堅苦しい内容にはなりますが、これから社会に出て活躍する方には最低限身に付けていただきたい内容が盛りだくさんです。

特に秘書検定においては、秘書になりたい人向けというわけでなく、基本的なビジネスマナーはもちろんのこと、上司や同僚との良い関係の築き方や後輩指導の仕方などが、あらゆるシーンを想定した問題で具体的に考えられるようになっています。

つまり、人間関係で職場を離れる方が多い今、非常に有効的に活用できる内容なのです^^

なので、学生だけでなく社会人にも学んでいただきたいと思います。

社会人経験がある方が、それぞれのシーンもイメージしやすいと思いますし、改めて勉強になることもたくさんあります。

社会人経験のない学生にはかなり難しい内容ですが、先日学生が、「韓国ドラマを観ていたら、先生が教えてくれた通りの席次で座っていることに気付きました!」と報告してくれました。

学んだことがこのような形で発見できると楽しいですし、記憶にも残りやすいですよね。

特に韓国や中国などは目上の方に対する礼儀には厳しいので、私も見ていて勉強になるシーンがたくさんあります。

逆に日本のメディアはフラットになりすぎて、マナーや礼儀はどうなってるの?と残念に思うことがあります。

グローバル化が進む現代社会で日本人だけが取り残されることにならないかしらと不安を感じることもあります。

世界では(日本でも)、マナーや教養があることが信頼につながります。

反対にマナーや教養を心得ていないと、どんなに仕事ができても評価が低くなると聞いたことがあります。

日本のマナー教育について、教育機関だけでなく、国として考えていかなければならないのではないかと考えさせられる今日この頃です。

とても熱く語ってしまいましたが、教える側としても興味を持ってもらえるような工夫が必要だと、常に感じております。

マナーは不易流行。学びに終わりはありません^^

マナーを活かして、誰もが住みやすい世の中になりますことを願っております♡

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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