コロナも落ち着き、結婚式も以前のスタイルが戻りつつありますね。この春、ご招待を受けている方も多いことと思います。
さて、結婚式には何を着て行きましょう。結婚式となるとマナーも考慮した上で服装を選ぶ必要がありますので、いろいろ考えることは楽しいですが悩みもつきものですよね。
最近は黒をチョイスする方が多いようにお見受けしますが、招待客は結婚式や披露宴の雰囲気を盛り上げる役割もあります。ですので、季節感を意識した色使いのファッションですと会場も華やぎ新郎新婦様にも喜ばれます。
ただし、肩や腕が出る露出の多いファッションは挙式や披露宴には不向きですので、必ずボレロやストールなどを羽織るようにしましょう。
また長い髪は挨拶のときや食事中に顔にかからないようにまとめておくほうがベスト。アクセサリーも大きすぎるものは避け、パールなど小ぶりで上品な物を選んでくださいね。ただし、コットンパールはカジュアルな印象になりますのでNGです。
靴はヒールのあるパンプスが基本で、カラータイツはカジュアルな印象になりますのでこちらもNGです。
主役は新郎新婦様なので自分が目立つことがないように、しかし会場に華やぎを添えるファッションで。加減が難しいですよね。加減ができるようになるには経験が必要ですが、時間がない場合は、街で結婚式帰りの人のファッションをチェックしてみてください。自分が招待する側(新婦だとして)として、「こんな服装で来てくれたら嬉しい」という人を探します。そしてその人のヘアスタイル・ファッションなどを真似します。逆に、「こんな服装で来られたらちょっといやだな」という人も見つけて、何がダメなのか学んでみましょう。街中ファッションチェックは本当に勉強になります。
日本における洋服のマナーはTPO(いつ、誰と、どのようなシーン)を基準で考えますが、西洋では時間帯を基準に考えます。夜のパーティーは背中が大きく開いたドレスなど露出も多くドレッシーで華やかでそして煌びやかです。日本は本来の日本のマナーと西洋のマナーが混ざっているのでより難しいと感じます。
ウェディングプランナー時代にも思いましたが、素敵な招待客がいらっしゃる新郎新婦様はやはり素敵な方でした。もちろん、その反対の事を思うときもあり、招待される側のマナーもとても大事だなと当時から感じていました。
結婚式は幸せオーラに包まれた空間です。マナーをわきまえ上品に振舞うことができれば、幸せの神様が必ず見てくれているはず♡チャンスを掴む人は日常でも非日常でも品よく振舞える方ではないでしょうか^^