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思い出は季節と共に

最近、仕事が早く終わった日は、お花を見に行くことにしています♪

過ごしやすい気温と心地よい風、そして咲き誇る美しい花がたくさん見られる春が大好きなので、一年中ずっと春だったらいいな~と思うことがありますが、先日友人が「思い出ってその時の季節と共に記憶に残っているから、ずっと春だったら風情がないよ」と言いました。

いわれてみればそうだなと思いました。「梅が美しい季節に天満宮に行った」とか、「雪景色を眺めながら、会席料理をいただいた」「キラキラ光る海と入道雲が見えるテラスでピザを食べた」など、その季節とともに記憶していると。写真を振り返るといつもそこには季節の花や景色があり、季節とともに思い出が記録されていることに気付きます。

年中春でしたら、咲いているお花もファッションも代わり映えしないので、写真を見返しても「このときって何月だったかな?」となりますね。

明確な四季がある日本は本当に恵まれていると思いますし、季節ごとに咲くお花も限りがあるからこそ、咲いている短い期間がより愛おしく感じられるのだと思います。

季節のお花を見に出掛けると、その季節に咲くお花の種類を覚えることができます。そうすると、特に和食や和菓子、和室のしつらえや着物の柄などに用いられている花に敏感になり、より感慨深い気持ちになりますし、教養のある話題作りができるようになります。特に初対面の方どうしですと「まずはお天気の話から」とよく言いますが、ただ天気のお話をするだけでなく、その時季に咲くお花の話を加えてできるとより品よく優雅な印象になるのではないでしょうか^^

わざわざお花畑に行かなくても、近所の家の庭先や街のお花屋さんなどに目を配るだけでもたくさんの情報が収集できますので、ぜひ意識して見渡してみてくださいね。

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