最近は他家を訪問することは少なくなりましたが、靴を脱ぐシーンは他にもたくさんありますよね。
・料亭を訪れたとき
・旅館を訪れたとき
・寺社仏閣を訪れたとき
・試着室に入るとき
など。
ついついお尻からあがろうとする方が多いですが、お家の方が出迎えてくれていると背を向けることは失礼になりますので避けたいですね。一人のときも正しい脱ぎ方を習慣にし、しっかり身に付けていきましょう。
靴の正しい脱ぎ方
・正面を向いたまま上がる
・相手がいる場合はお尻を向けないように身体を斜め向きにして上り口にひざまずき、脱いだ靴を出口に向けて揃え直す。
・邪魔にならないように端に置く。
靴を脱ぐことが事前に分かっているのであれば、脱ぎ履きのしやすい靴を選んでください。ストラップが付いたものやブーツなどは脱ぎ履きに手間がかかるため不向きですし、場合によっては「TPOをわきまえていない」と思われる可能性もあります。また相手を待たせると自分自身の気持ちが焦ってしまうので粗相をしてしまうことも。
また下足係の方がいる場合は靴を預けることになりますので、靴のお手入れも忘れずにしてくださいね。