「品がある人」とはどういう人なのか…。
様々な解釈がありますが、私は「丁寧なお辞儀ができること」をその一つの条件としてあげます。
お辞儀というのは心の表れ。心で思っていることを言葉と共にお辞儀で丁寧に表現できることは、心にゆとりがあり優雅である証だと思うからです。
急いでいたり気持ちが焦っているとお辞儀もペコペコしがち。また義務的に頭を下げるだけでは相手に全く何も伝わりません。
本当に心から相手に思いを伝えたいと思えば、直立ではいられなくなるものです。意識をしなくても自然と身体は前傾するのです。
研修ではお辞儀の角度やきれいに見える形について触れられることが多いです。もちろんそれも必要なことですが、やはり一番大切なのは「心」であることをお忘れなく。