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上品な人の傘の扱い方

雨の日が続いております。最近は透明のビニール傘をお持ちの方が多いですが、エレガントを目指す皆さまはいかがでしょうか。雨の日は何かと憂鬱になりやすいですが、お気に入りの素敵な傘をご用意されるとお出掛けも楽しくなるのではと思います。またその場で調達された印象のビニール傘ではなく素敵な傘や折り畳み傘をお持ちの方を見ると、お天気に備えて持ち物を事前に準備しているきちんとした人というイメージが沸きます。傘もファッションアイテムの1つです。コーディネートがなされた服に安価なビニール傘ではバランスが悪くなります。ぜひ傘をさした姿も鏡に映してチェックしてみてくださいね。

美しい傘のさし方やその他ポイントについて書きましたので、ぜひご参考になさってください♡

<傘を開くとき>

傘をさすときは必ず立ち止まりましょう。歩きながら開くと人にぶつかってしまう可能性があり危険です。さすときには、立ち姿や服装、持ち物を整え、周りに人がいないことを確認してからゆっくりと開きましょう。

<傘の持ち方>

さすときは傘の中棒(シャフト)が体と並行になるよえにまっすぐ持つと美しいです。肩に掛けて持つと子供っぽい印象がありますので控えましょう。また畳んで持つときは、ハンドルの口が開いている方を自分側に向けて腕に掛けるとシルエットがすっきり美しく見えます。

<濡れた傘の扱い方>

他家を訪問したときは、濡れた傘は玄関内に持ち込まないようにしましょう。勝手に傘立てに入れるのもよくありません。家の方にどこに置かせていただけば良いか尋ねましょう。またデパートやショッピングセンターに持ち込むときは、入口で水気を切るか、設置されているビニールの傘袋に入れるようにしましょう。濡れた傘をそのまま持ち込むことは控えてくださいね。床が濡れると清掃係の方のお仕事を増やすことになりますし、滑ってケガをする可能性があり他人に迷惑をかけることになります。

<傘かしげ>

「傘かしげ」とは「江戸しぐさ」の一つで、思いやりの心を持って、みんなが仲良く、人に対する言葉遣いやしぐさにも気を配りましょうというものです。傘をさしたまま人とすれ違うときは、傘を相手と反対側に斜めにするとスマートです。自分の傘が相手や相手の傘に当たらないように、また傘の雫が相手に落ちないように配慮することは、あなたの魅力が高まります。憂鬱になりがちな雨の日ですが、そのような日こそ、周りに思いやりを持てる人になりましょう。

傘一つをとってもいろいろなことがありますので、雨の日はこれらのことを実践できるチャンスの日と捉えることができますよね♪

エレガントになるためには日常生活から、自分にとっても相手にとっても心豊かに過ごすことができる最善の方法を考えることが大事なのではないかなと思います^^

ステキな週末をお過ごしくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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