各地で梅の花が見ごろを迎えています。ほんのりと梅の花の香りが漂ってくると春が近いことを感じます。
梅の花は中国が原産地で中国も台湾も梅の花を国花としています。
日本では梅よりも桜の方が人気ですが、それは平安時代からのようです。奈良時代以前は「花」といえば梅を指したようです。
梅の花はまあるい花びらが特徴的でとても可憐です。梅全般の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」。また梅の花の花言葉は「気品」。寒い季節に凛と美しい花を咲かせる様子はまさに「忍耐」と「気品」を表していますね。
ちなみに福岡県の大宰府も梅で有名ですが、一説によると菅原道真が京都から左遷された時に、道真が京都の家で大切にしていた梅の木が道真を追って大宰府まで飛んでいきそこに根付いたそうです。
梅を観賞しながらぜひ「梅」のお話を思い出してみてください。いつもより梅の花が愛しく感じられるのではないでしょうか。