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恥をかかせない伝え方

公共交通機関では混雑時に「女性専用車両」が設けられているところが増えましたね。毎日同じ路線をお使いの方は慣れているので間違えることは少ないと思うのですが、男性がうっかり「女性専用車両」に乗り込んで来てしまったらどうしましょうか。

先日、私が女性専用車両に乗っていると、慣れないおじさんが気付かずに女性専用車両に乗り込んできました。すると、そのおじさんの近くにいた女性が大きな声で「ここ、女性専用車両やで!(関西弁です)」と少し怒り気味に言い放ったのです。すでに扉は閉まり電車は発車しておりましたので、おじさんは次の駅までたくさんの女性から冷ややかな視線を浴びていました。私は少し離れた席から見ていましたが、おじさんには悪気は一切なく本当にただ間違えて乗ってしまっただけのように思いましたのでとてもお気の毒に感じました。

あなたならこのような場合、どのようになさいますか?

一番よくないことは、その人に恥をかかせることです。今回の女性は間違えたおじさんに大変な恥をかかせてしまいました。おじさんも次の駅まで生地獄だったと思います。わざと間違えたのではないですからね。注意をされた方がどのような気持ちになるのか察してあげるべきだと思います。

と言いましても、男性が気付かずにずっと女性専用車両に乗っているのも良いことではありません。ですので、このような場合はそのおじさんにこっそり教えてあげると良いでしょう。電車の中ですと小さな声でも周りに聞こえますから、私は「女性専用車両」と書いている窓のシールやつり革を指さして伝えるようにしています。すると間違えた男性も「あっ、すみません」と会釈で合図をしてくれます。

これは私が電車に乗っているときに「このような場合はどうしたら良いかしら?」と常に考えて行き着いた答えです。もしご参考になりましたら嬉しいです。

マナーは常に相手のことを考えて行動すること。マナーがなっていない人を正すことではないのです^^

残念ながら、つい正してしまう方もいらっしゃるから、マナーは厳しい、堅苦しいなんてイメージが付いてしまうのかな…。正してしまう方もきっとその方のことを思っての行動なのですが。

いかに伝え方が大事か、日々勉強です^^

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