本日から9月。今朝あるテレビ番組で大変立派なススキが飾られているのを目にし、秋の気配を感じました。
9月の和風月名は「長月(ながつき)」。夜がだんだん長くなる「夜長月(よながつき)」が語源となっています。
通い婚だった時代は夜の長さは逢瀬を楽しむ時間に大きく影響したそうですから、恋人同士には待ち遠しい季節だったかもしれませんね♡
また立春から数えて210日目にあたる9月1日は「二百十日(にひゃくとおか)」とされ、農家の人々にとっての厄日の一つでもあります。稲が実りを迎える大切な時期にもかかわらず台風にあたることが多く、そのため今でも風を鎮め豊作を願う行事やお祭りが受け継がれている地域もあります。後世に残していきたいですよね。
近年、数年前では考えられない異常気象が発生したりしていますが、自然に感謝する気持ちや慈しむ心が薄れてしまったために地球が怒っているのでは…と私個人的には思っています。
いつの時代も自然は私たち人間に大切なことを教えてくれています。この秋は、心に余裕をもってゆっくり自然に目を向けて過ごしたいと思います。